TNR活動って?

黒白母さんの子猫たちが大きめの子猫で警戒心もあり捕まえるのが簡単ではなさそうでしたので、捕獲器を準備しました。

以前大人の猫を避妊手術したくて動物病院に紹介してもらった猫の手術をするために捕獲してくれるボランティアさんに相談したらありがたいことに捕獲器を1台貸してもらえることになりました。

せっかくなので捕獲器をお借りしている間にぜひ大人の猫の手術も行おうということになりました。

調べてみたところ市販されている捕獲器は猫用のものではないものが多く猫に使うには安全ではないかもしれませんでした。

猫用は細くて長くて奥に置いたエサにつられて入っていくと猫が途中にある踏板を踏んで入り口の扉の留め金が外れて閉じ込めるというものです。

細いので病院に連れて行くと捕獲器にいれたまま麻酔の注射も打てるらしい。

大きな団体等でも捕獲器の貸し出しをしてくれているところがいくつかあるようでしたが、計画通りどんどん捕獲が進むとは限らず、当分使っててもいいよ。と貸していただけたのはとてもありがたかったです。

その後の話となりますが、捕獲器があると大人の猫たちを捕まえるのがとてもラクになり「これは絶対必要!」ということで捕獲器を1台購入することにしました。

猫の捕獲器は海外で製造されている商品らしく、猫のボランティア団体でまとめて輸入して販売してくれているところがありましたのでそこから購入しました。


TNRとは何かといいますと、Trap→Neuter→Returnで

 T=捕まえて

 N=避妊去勢手術をして

 R=元の場所に戻す

というノラ猫の繁殖を止めるための手法です。

ノラ猫を全部捕まえて飼い猫にできたらとてもいいのですが数も多くてとても無理です。

でも子猫が産まれるとその子猫は1年ですっかり大人になりまた子猫を産みます。

半年ごとに1度5匹近く産むことを思うと恐ろしい早さで増えていきます。

猫が増えるとエサが不足しケンカや病気で元気じゃないノラ猫が増えたり、マーキングやトイレやゴミ荒しなどで猫が好きではない人たちにますます嫌がられてしまいます。

せめてまず増やさない!はとても大事なことだなと思います。

手術した猫は手術済であることがわかるように片方の耳の先端をカットしてもらいます。

カットした耳がさくらの花びらのような形にみえることから「さくら猫」と呼ばれたりします。

耳を切るなんてかわいそうにも思うのですが、メス猫の場合はとくに捕獲して手術のために開腹したら手術済だったということもあるそうでムダに危険な思いをさせないためにもノラ猫であれば必要なことかなと思います。

また耳カットの猫からはもう新しい子猫が増えることはないので、周りの人たちの安心感も違うように思います。


ところで...猫の手術って安くないよね!?

3万とかしなかったっけ??

一人で趣味のように捕獲していたときとは違い3人で猫活動を行うことにしましたし、なるべくお金がかからない方法を考えなくてはいけません。

調べたら私たちが住んでいる横浜市ではノラ猫・飼い猫の避妊去勢手術を推進するために、1頭についき5000円の補助金を出してくれる制度ありました!(その後飼い猫は対象外になりました。)そして市のホームページに補助金を使える病院の一覧表が載っていたので、いくらで手術してもらえるのか片っ端から電話で問い合わせてみました。

するとノラ猫に限り安い価格で手術を行ってくれる病院がいくつかありました。

なんともありがたい~!!

オス猫であれば補助金と同額の5,000円、メス猫は大抵10,000円のところが多かったのですが根気よく調べたら私たちの家からは少し遠いのですがメスでも5,000円で対応してくれる病院がみつかりました。

もちろん飼い猫と違い何度も通院もできないので事前の検査や事後の薬の処方はありません。

手術代以外にノミ駆除の薬代がかかることが多いようです。(病院で他の猫にうつると困るから?)

また、

・予約が前日でも大丈夫

・予約がいっぱいで手術できなかったら翌日まで預かってくれる

・もし捕まらなかった場合も連絡すればキャンセル代がかからない

・午前中に連れていって夕方お迎えにいく

・メス猫も日帰り手術(1泊入院のことも多い)

・補助金申請に必要な術後の写真を撮影してくれる(耳カットがわかる写真が必要なのですが、怖がって耳を倒していたりすると撮影するのが結構難しい。)

・駐車場がある

・希望すればウンチの検査や血液検査、予防接種を同時に行ってくれる(追加料金)

など、細かい事柄は病院によって違います。

特に捕まえられるかどうかは確実ではないため、無料キャンセルできるとうのはとてもありがたいです。

普通に考えたらこれらは病院が対応するにはとても負担な事柄なので、TNRを応援してくれる病院のボランティアなのだと思います。

とっても感謝!!!

ミケ母さんもさっそく手術してさくら猫になりました。お腹はハゲちゃいましたが傷口も小さく本人もあまり気にかける様子がないのでホッとしました。

ビクビクしてますが外にいるときも少し触れたしこのまま家猫にできるかな?

居場所も定まらなくなってしまったし、ミケ母さんはとても長毛なので雨の日はヒタヒタになっていてとても心配なのです。

できれば家猫に!と思い、外には戻さずそのまま様子をみることにしました。


子猫ももし馴らすことができなさそうな場合はTNRするしかありません。幼いうちのほうが捕まえやすいけど手術できるまで待つとしたらどのくらい待たないといけないのか。。。と悩んでいたのですが、病院によってはオスは4か月くらいの体の大きさ、メスは体重1.5kgくらいを目安に手術を受けてくれるところもあると教えてもらいました。今は飼い猫も結構早めの手術を推奨する病院もあるみたいです。知りませんでした~。


のらり猫日和ブログ

のらり猫日和の活動報告です。 近所のノラ猫がこれ以上増えないために、子猫は里親探し、大人猫はTNR(つかまえて、避妊・去勢手術して、もとの場所へ戻す)活動を始めました。2020年より横浜市動物愛護センターにミルクボランティア・譲渡団体として登録をしました。